「かたりば」 開催報告      2021.9.5更新

第11回「かたりば」開催報告

8月21日(土)15:00~16:30

テーマ「ヤングケアラー向けの絵本の紹介」

総勢10名で開催いたしました。今回は、講師は、当団体メンバーで認知症ケア上級専門士の資格を有している河野さんです。実際に下記に情報提供している3冊の絵本を読み聞かせをしてくれました。河野さんの語りは、声のトーンやテンポも内容に合っており情景が目に浮かびました。それぞれの内容から、ごく一部ですが、親の病気を子供に誰がどのように伝えるか、認知症の祖母への接し方、慣れない環境での待つ姿勢、相手の立場に添った気持ちを考えてみることなど示唆に富む内容です。参加者の感想の一部です。・絵本だと字数が少ないが、聞き手側の想像力で世界観が広がっていく。・絵本に出てくるそれぞれ立場に立った見方で捉え方が異なることを実感した。そのほか、さくさんのコメントが出ました。後半は、全員で感想や意見を語り合いながら共有しました。

第10回「かたりば」開催報告

7月17日(土)15:00~16:30

テーマ「ヤングケアラーの実態と課題~スクールソーシャルワーカーからの報告~」

総勢12名で開催いたしました。今回は、当団体のメンバーでPSWも所有しているKさんの企画でした。仕事仲間や養成校時代のお仲間にお声がけをして頂き、3名の初参加がありました。講師の野村圭子さんは、実際にスクールソーシャルワーカーとして働きながら大学院で研究されています。S県のアンケート資料や関連団体の資料などのデータを詳しく解説しながら、「ヤングケアラーの実態」を分かり易く説明して頂きました。一例として小学低学年で4時間以上の医療的ケアを担っている実態があるそうです。スクールソーシャルワーカーなどの実践活動から、ヤングケアラーの問題が表に出るようになり社会問題として議論されるようになったとのこと。いち早くイギリスが法制化をした先進国の様です。メンバーからは、時代の変遷により、家族間の介護や介助の価値観が多様化しており、今の時代では、社会問題化となって議論していく必要がある、子どもたちには「お手伝い」という意識があるのではないか等々の感想がでました。時間が限られていて、入念に作成して頂いたレジメも省略をして頂き大変恐縮でした。今後も機会を設けて、野村さんに第2弾をお願いしたいと思います。

第9回「かたりば」開催報告

6月19日(土)16:15~17:15

テーマ「後見人・後見監督人の辞任リレーと後見支援預貯金制度活用を考える」

総勢9名で開催いたしました。土曜日に開催のためか、初参加1名、久々参加2名のご参加がありました。実際に市民後見人にリレーをしたケースや後見支援預金を利用した事例の報告でした。初めて聞くやり方や制度のため、大変参考になりました。

第8回「かたりば」開催報告

5月20日(木)19:00~20:00

テーマ:「コロナ禍のストレス解消法」

総勢3名で開催いたしました。今回は、コロナ渦のストレス解消法について自由に語り合いました!「適度な運動」、「体調に合った入浴剤」、「室内のアロマ芳香」など、心身が心地よくなる工夫を皆で考えました。次回からは土曜日の開催に変更します。第9回 6月19日(土)15:15~16:15第10回 7月17日(土)15:00~16:00テーマは、検討中です。

第7回「かたりば」開催報告

4月15日(木)19:00~20:00

テーマ:「かたりBar」

今回は、新年度第1回目のため「かたりBar」と称してフリートークで自由に語り合いました!次回は5月20日(木)19:00~20:00テーマは、検討中です。今後、チラシ等でPRをしていきます。お楽しみに!

第6回「かたりば」開催報告

開催日:3月18日(木)19:00〜20:15

テーマ:「都市型災害への備え」

総勢11名で開催いたしました。今回は渋谷区危機管理対策部の担当課長さんにお話ししていただきました。城南地区の地盤や風向き、各駅の位置など、細かに分析をした情報、一時避難所や福祉避難場所の現状説明、災害時支援に必要な情報など、詳細な取り組みについて情報提供をしていただきました。参加者は後見人やケアマネなどの専門職が多かったのですが、まずは住民としての安全確保が最優先になるとのこと。それぞれ担当している利用者は多数おり、広範囲の地域に点在をして居住しているので、一人の力ではどうしようもできないことから、日頃からの「チーム支援」の確立が重要だとの意見にまとまりました。災害は、まだ大丈夫と他人事のように思うのではなく、日頃からの「備え」が大切だと再確認しました。

第5回「かたりば」開催報告

開催日:2月18日(木)19:00~20:00

テーマ:「リフレーミングにトライ!~前向きに支援に取り組むために~」

総勢7名で開催いたしました。日頃の支援場面で困ったことや、自分の事について、参加者でリフレーミングに取り組んでみました。自分の欠点だと思っていた部分をリフレーミングしてもらうことで長点に変えてもらうことができ、みなその言葉をこれからのお守りに持ち帰りました。

第4回「かたりば」開催の報告

開催日:2021年1月21日(木)19:00~20:00

テーマ:もしバナゲームにトライ~終活を考えてみる~

総勢9名の参加者で開催いたしました。参加者からの感想です。・ゲームを通してセンシティブなテーマでも家族や仲間同士で話しやすい。・状況により人生最後の選択は変わるので、都度、気持ちの整理をするのに使いやすい。・事前に家族での話し合いの重要さを再認識した。などなど、今回のテーマも大変身になる内容となりました。開催時間を1時間に設定しているので、各自が課題を持ち帰って考えてみるという趣旨にしています。

第3回「かたりば」開催の報告

開催日:2020年12月17日(木)19:00~20:00

テーマ:ALS当事者の自己選択権を考える~自らに置き換えて~

総勢11名の参加で開催いたしました。今回のテーマを取り上げた経緯は、2019年6月にNHKで放送された『NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」』、2019年11月に事件となった「ALS嘱託殺人事件」の報道などを見て、「自己選択権」について考えてみたいと思ったことでした。最初にALSの病状や現況を調べて皆で共有し、参加者同士で意見交換をしました。『1人称』の自分として考えてみることで、本人の意思の賛否・自分らしい人生とは・死にたい気持ちを受け止めるには  などなど多岐に渡る意見がでました。家族としての2人称の気持ち、他者としての3人称の感じ方など、参加者1人ひとりで思いが異なりました。当然のことながら、答えは出ませんが、お亡くなりになられた方々のお気持ちを少しでも考えることができたのではないかと思います。

第2回「かたりば」開催の報告

開催日:2020年11月19日(木)19:00~20:00

テーマ:IT・AIを活用した見守り支援機器について

今回は総勢10名の参加で開催となりました。IT・AIを活用した見守り支援機器については、主に施設の導入となりますが、人感センサー、バイタルセンサー、シルエットセンサー、荷重センサーなど、多岐に渡ります。自分が介護者だったら、自分が利用者だったらと仮定して話し合いました。安全性とプライバシーの問題、施設と在宅、高齢者と障害者などなど、幅広い意見が出されました。シリーズで問題提起をしていきたいと考えさせられる内容となりました。

次回は、12/17(木)19時~20時です。テーマは調整中。終了後、『Web忘年会』を開催します。皆様のご参加をお待ちしてます!

第1回「かたりば」開催のご報告

開催日:2020年10月16日(金)18:30~20:00

テーマ:①当団体の事業説明 ②参加者の自己紹介 ③今後の予定*「かたりば」とは。

当初は4月に自由が丘区民センターの会議室で開催予定でしたが、新型コロナウィルスの影響もあり、ZOOMでの開催となりました。初回は総勢11名の参加で開催。自己紹介を中心にフリートークをしました。アットホームな感じで初回は過ごしてしまいましたが、次回からは、テーマを決めて、意見交換をしていきます。